|
ところでヤリマンボウ属にはトンガリヤリマンボウとヤリマンボウの2種類がいると言われていますが、トンガリヤリマンボウはヤリマンボウと同種だと言う学者さんも多く、その論争に決着がついていないそうです。本当にトンガリヤリマンボウが存在するのかはまだわかりません。しかし、今回のこのヤリマンボウ属魚類の存在でその正体が明らかになるかもしれません。この標本はただ今、国立科学博物館動物研究部で調査されているそうです。マンボウファンであれば誰でも知っているあの「マンボウ前線接近中」のページを作成された松浦先生の研究部です。私も松浦先生から色々なアドバイスをいただきました。研究結果が非常に楽しみですね。もしかしたらさらに新しいヤリマンボウ属魚類の存在が明らかになるかも!?みなさん、結果を楽しみに待ってましょう。私のわがままなお願いを聞いて下さり、写真を提供して下さった秋田県水産振興センターの杉山秀樹様、大竹敦様、本当にどうもありがとう御座いました。秋田県水産振興センターのホームページにこのヤリマンボウの記事が掲載されています(当然、この記事よりも前に)。是非、ご覧下さい。 ちなみに・・・秋田県水産振興センターのホームページに載っている写真2のヤリマンボウと私が見たヤリマンボウ、違う気がする。色調も違うし、舵鰭も・・・。最近、私の見たヤリマンボウは本当にヤリマンボウなのかと考え始めました。しかしマンボウとも明らかに違うのです。ヤリマンボウ、まだまだ謎がいっぱいですね。 |
![]() |
このヤリマンボウの幼魚・・・成長したらどっちのヤリマンボウになるのでしょうか? TOPへ マンボウ考察TOPへ |